映画 小説吉田学校  吉田・鳩山抗争史 戦後政治史/   

  吉田に退陣を決意させた娘・和子の眼


 引退後大磯にて孫と遊ぶ吉田 茂

(麻生太郎の母 夏目雅子) 講和・独立後、権力に執着する父・吉田茂の冷静な批判者として描いている
(今までビデオが擦り切れるほど見たが、ついにDVDが発売された DVD表紙)

h→y
昭和20年 【青字】】はDVDのチャプター

8月15日 終戦
格子なき牢獄】 
  GHQに親書まで検閲される「閉ざされた言語空間」(江藤 淳著作)の時代はじまる


s21
昭和21年


新選挙法による総選挙鳩山一郎率いる自由党勝利
しかし鳩山は突然の公職追放

幣原内閣総辞職
鳩山追放により吉田 鳩山に代り自由党総裁となる(自由党を預かる)


         吉田茂(森繁久弥)と鳩山一郎(芦田伸介)


吉田 茂 鳩山から自由党を預かる
       預かりについて 吉田の付けた条件
金は作らない
閣僚人事については口を出させない
いやになったらいつでもやめる

第一次吉田自由党/芦田進歩党連立内閣成立

11月 日本国憲法公布

内閣総理大臣 吉田  茂
副総理 幣原喜重郎
外務大臣 吉田  茂
内務大臣 大村清一 (内務省)
大蔵大臣 石橋湛山 (自由党・言論界)
文部大臣 田中耕太郎 (法学者)
厚生大臣 河合良成 (財界)
農林大臣 和田博雄 (農林省)
商工大臣 星島二郎 (自由党・党人)
運輸大臣 平塚常次郎 (自由党・党人
逓信大臣 一松定吉 (進歩党・党人)
国務大臣 幣原喜重郎 斎藤隆夫
植原悦二郎 金森徳次郎
内閣官房長官 林  譲治 (自由党・党人)



昭和22年

日本進歩党解散 民主党結成(芦田総裁)

第二十三回衆議院総選挙
 社会党第一党に躍進
  新憲法施行 枢密院廃止

吉田 茂内閣総辞職
  自由党敢えて連立を組まず、野に下る
社会党・民主党・国協党三党連立 片山 哲内閣成立
  
内務省解体



昭和23年

党内クーデターにより片山内閣総辞職
  与党内における調整により社会党・民主党を基盤とする芦田内閣成立

幣原喜重郎、斎藤隆夫 民主党脱党グループは吉田自由党へ合流
民主自由党(民自党)成立
  西尾末広国務相ほか昭和電工疑獄で閣内閣外から逮捕者
芦田内閣総辞職
(この後芦田も政治献金がらみで逮捕)




ドラマはここから始まる

お堀端の至上命令
GHQ総司令部民政局 吉田 茂内閣を拒否(吉田を超反動主義と見る) 
山崎幹事長を首班に指名 民自党幹部はGHQの山崎猛指名に従う

総務会における田中角栄(西郷輝彦)の活躍で逆転吉田首班指名に

        
          GHQの山崎武首班指名承認と吉田引退を了承させる自由党総務会会議
          自由党幹部・斉藤隆夫(佐々木孝丸)と広川弘禅(藤岡琢哉)

                
みなさん、この国は誰の国ですか日本国民のものですかGHQのですかいかに敗戦国とあろうとも、国の総理は誰だなくちゃなどいかんなどという内政干渉を許しちゃならん!!

一年生議員・田中角栄
(西郷輝彦)の鮮烈のデヴューで山崎指名を撤回。
田中角栄は総務会を逆転・吉田指名に導く

運輸次官 佐藤栄作 吉田より内閣官房長官に任命される
       
吉田


私が総理になってまずすることは、講和だ、日本の独立だ 
私は官僚出身で味方が少ない。佐藤君(運輸次官)、私の手足となって動いてくれる手駒が欲しい

GHQ民生局 経済政策を最優先課題として、吉田内閣の解散を認めず
吉田 GHQでマッカーサーと直接会談  マッカーサー 解散を承認

        
          GHQにおける吉田茂とマッカーサー 
             マッカーサー「
わかった。あなたの希望はできるだけ考慮しよう
3
第2次吉田内閣成立
第2次吉田内閣成立
 選挙内閣 解散

幣原喜重郎
(三津田健)
とりあえずの解散のための内閣だ。君の理想とする内閣は総選挙後でいいだろう
吉田  茂

よかろう。速やかに組閣して、すぐに解散、総選挙に取り掛かってもらう!!

        
                           第2次吉田内閣

内閣総理大臣 吉田  茂
副総理 林  譲治
法務総裁 殖田俊吉
外務大臣 吉田  茂
大蔵大臣 泉山三六 (酒仙大臣、大トラ大臣)
文部大臣 下條康磨
厚生大臣 林  譲治
農林大臣 周東英雄
商工大臣 大屋晋三  テイジン社長 夫人は大屋政子
運輸大臣 小澤佐重喜 小澤一郎父親
逓信大臣 降旗徳弥
労働大臣 増田甲子七
建設大臣 益谷秀次
内閣官房長官 佐藤榮作


4
昭和24年

圧勝 吉田学校
総選挙  民自党が268議席を獲得して過半数を制する
池田勇人、佐藤栄作ら官僚出身者多数当選 その後の吉田学校の基礎
民主党、社会党は惨敗 社会党片山委員長ら落選
第3次吉田内閣成立

        
          広川弘禅(藤岡琢哉) 「勝った勝った べた勝ちだ!!」 

草案作りの日々
極秘裏に外務次官太田一郎らに対日講和の草案作成を命令

        
                   外務次官・太田一郎(神山 繁)
      吉田 「講和のためのジェネラル・ステートメントを作る。一切他言無用いいね

総司令部財政顧問ドッジによる「ドッジ・ライン
 1ドル=360円の単一為替レート決定
 それに基づいたシャウプ勧告 税制改革など・・・物価安定へ

マッカーサー元帥、年頭教書で突如 「日本には自衛権がある」ことを声明
 その後の日本の再軍備要請へ


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昭和25年

秘密外交
池田蔵相、ドッジラインに関する情報交換を名目に渡米 宮沢喜一補佐官随行
実は講和に関する吉田の覚書の伝達 交渉相手わからず

        
         ワシントンに着いた秘書官・宮沢喜一(角野卓造)と池田勇人(高橋悦史)

        
            これから講和に対する政府の意思を伝える相手を探すことになる・・・・

池田帰国 交渉相手がドッジであることを発見。近々反応があるであろう事を報告

吉田 池田君、有難う
君は世間の誰もが知らぬところで、日本の将来を一歩先に進めてきたんだ。わかるかね、これが外交だ誰も知らぬところで時代を進め、新しい状況を作る・・これが外交の要諦なのだ。・・動く・・これで日本は動く・・

y-d
マッカーサー、共産党中央委員の追放を指令
アメリカ国務省特使ダレス来日

        
        
     ダレス マッカーサー 吉田茂  秘書官・須永一雄(石田純一)
        
吉田 「警察予備隊設置は講和の絶対条件か」 マッカーサー 「アブソリュートリー

朝鮮戦争始まる
 
ダレスの再軍備要請により警察予備隊設置(講和の絶対条件 初代長官増原恵吉長官)
 
この頃より特需景気


アチソン
(米国務長官)ダレス(アメリカにて)

ダレス 日本には再軍備してもらいます。
アチソン 出来るかね?
ダレス やらせます。日本は独立のためならやるでしょう。

ダレス吉田(GHQにて)

吉田 再軍備には反対だ。
再軍備に必要な20億ドルはアメリカが供与する用意があるというのか?
また、再軍備をするとなれば、憲法改正が必要となり、国民投票をしなければならない。
もし、国民投票で憲法改正がだめになれば、吉田政権は倒れる。
そうなれば、社共の政権が生まれるかもしれない。
そうなったら、朝鮮戦争の米軍の尻に火が付きはしないか?
さらに、再軍備付きの講和となったら、アジア、オーストラリアは、講和そのものに反対するかもしれない。
なにもしないとはいわない。警察予備隊は逐次増強する
しかし、軍隊は持たない!この線からは一歩も引かない!
ダレス それが、現時点の状況だということはわかった。
しかし、3年後、5年後、10年後はどうか?
日本はアメリカに肩代わりする軍隊を作ってくれるか?
吉田 ・・・・・・・・

吉田:戦力なき警察予備隊は憲法に抵触しない

        
        中曽根(勝野 洋):もし第三国が日本に攻撃してきた場合、警察予備隊は戦うのか

        
                    吉田:仮定の問題には答えられない


昭和26年

トルーマン マッカーサーを罷免 後任はリッジウェー
サンフランシスコ対日講和条約調印 日米安全保障条約両条約締結(全権吉田茂)

        

        

        
     
        
       ダレス 星島二郎(伊豆肇) 池田勇人(高橋悦史) 一万田尚登(細川俊夫)

        
         10年、20年先までこれでいいとは思わない・・・・
               しかし、いまは・・・・・・私の選択は正しかったのだ・・・・・
               日本は戦争に負けたが、講和に勝った

               
社会党 サンフランシスコ講和条約をめぐり「分裂」
 左派社会党(左社委員長 鈴木茂三郎 衆院15議席)
 右派社会党(右社書記長 浅沼稲次郎 衆院27議席)

7
帰ってきた政敵
鳩山一郎
追放解除 政界に復活と同時に脳溢血で倒れる
しかし昭和21年の鳩山追放時に吉田に預けた政権の返還 鳩山内閣待望の動き

        
                     追放解除された鳩山一郎(芦田伸介)

        
             大野伴睦 「鳩山さん、この際ぜひとも自由党に戻っていただきたい
      鳩山派の結成 この直後鳩山(右から2人目)脳溢血で倒れる 大野伴睦(3人目 田崎 潤)

政局混乱
吉田 鳩山との約束を無視 長期政権のための内閣改造実施
鳩山派激怒

第3次吉田改造内閣

                
河野一郎

なに内閣改造吉田のやつ、とんでもないクリスマスプレゼントをよこしやがった!!じいさん吉田は政権を返す気はなくなった居座るつもりだ!!

内閣総理大臣 吉田  茂
法務総裁 木村篤太郎
外務大臣 吉田  茂
大蔵大臣 池田勇人
文部大臣 天野貞祐 (非議員)
厚生大臣 橋本龍伍 橋本龍太郎父
農林大臣 廣川弘禪
通産大臣 高橋龍太郎 (緑風会)
運輸大臣 村上義一
郵政大臣 佐藤榮作
労働大臣 吉武惠市
建設大臣 野田卯一 (参) 野田聖子祖父
内閣官房長官 保利  茂 保利耕輔父



昭和27年

国民民主党 改進党結成 総裁 重光 葵  幹事長 三木武夫

        
               吉田の身勝手はもう許せん!!鳩山内閣擁立だ!!
        
        
        「日本の舵取りは吉田には任せん 石田博英(辻 萬長)と倉石忠雄( ) 

        
                 鳩山派  右端 石田博英(辻 萬長)
        河野一郎 「講和で吉田時代は終わった。次は鳩山さんの時代だ。鳩山内閣だ
kyohkoh
反吉田派(鳩山派)の動きに対して自由党議員総会で福永健司幹事長指名案

        
吉田

最近与党の中には、与党か野党かわからん、けしからん連中がいる。見せしめに人事の手直しをしたい。福永君を幹事長に指名するいいね

        
                大野伴睦秘書 中川一郎(脇田  茂)と大野伴睦

        
         福永健司幹事長指名に対し・・・ 大野伴睦(左 田崎潤) 福田 一(和崎俊哉)
                          「ワンマンの側近人事だたたきつぶさにゃならん

鳩山系議員が反撥 流案  吉田・鳩山間の確執深まる

        
                  福永幹事長を強行指名後後委員会室を出る吉田 
                  右端 麻生多賀吉(村井国夫 麻生太郎父)


        
             河野一郎(梅宮辰夫) 鳩山内閣を作る覚悟を伝える三木武吉
         三木武吉 「
鳩山君!俺は死んだら、化けて出ても君を総理にする泣くな!!
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musume
娘 和子
・・・誰もが成し遂げられなかった講和までの父は、男として、政治家として素晴らしかった。でも今の吉田茂は政権だけの欲望で、総理の椅子にしがみつき、鳩山先生との約束も破って・・・
今の父は大嫌い! (父・吉田茂に対する冷静な批判者として描いている)
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三木武吉起つ

抜き打ち解散
鳩山派打倒、吉田政権安定のための不意を衝く抜打解散
       
       寝業師・松野鶴平(小沢栄太郎)の登場 抜打解散の打ち合わせ

松野鶴平




味方だけは選挙準備完了。準備の出来ていない鳩山派の不意をつく抜打解散。大物は戻ってこられるだろうが雑魚は落ちる。
選挙は金がかかる。だから、政治家は本能的に選挙を恐れる。
猿は木から落ちても猿だが、代議士は選挙に落ちたらそれでおわりだ
鳩山派も数がなくなれば、声を失う・・・


河野一郎 なにっ選挙2日前になって除名 吉田の野郎!!


神奈川選挙区における 河野一郎
河野一郎の応援に駆けつけた栃木県議会議員 渡辺美智雄
・・・・・・・・
  県議・渡辺美智雄(樋渡紀雄)

福田赳夫(橋爪 功)

   岸信介(仲谷 昇)

二階堂進(山下洵一郎)

       
        総選挙(自由党240 改進党85 右社57 左社54 共産党全滅) 抜打解散成功
                  田中角栄(西郷輝彦)と佐藤栄作(竹脇無我)

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次世代のリーダーたち
鳩山一郎など追放解除組139名当選 自由党に所属
  以後、自由党内の公然たる反吉田分子として活動


吉田の首班指名危機 吉田・鳩山会談にて吉田首班指名

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警察予備隊保安隊に改編 (戦力なき軍隊)
  鳩山派憲法改正を提唱 吉田意固地に反対 憲法の拡大解釈で現在に到る

吉田危機感をつのらせる

第4次吉田内閣成立 官房長官 緒方竹虎

        
                   吉田茂と緒方竹虎官房長官(池辺 良)

内閣総理大臣 吉田  茂
副総理
法務総裁 犬養  健
外務大臣 岡崎勝男
大蔵大臣 池田勇人 向井忠晴 (非議員)
文部大臣 岡野清豪
厚生大臣 山縣勝見 (参)
農林大臣 廣川弘禪
通産大臣 池田勇人
運輸大臣 村上義一 (緑風会)
郵政大臣 高瀬荘太郎 (緑風会)
労働大臣 戸塚九一郎
建設大臣 佐藤榮作
内閣官房長官 緒方竹虎

池田勇人通産相
失言(「中小企業の倒産・自殺やむなし」)
        
     池田 「インフレ経済から安定経済に移る時に中小企業の5人や10人の倒産などやむをえない

鳩山派の欠席戦術により 野党提出の池田不信任案可決 池田辞任

        
     増田順司(右より二人目) 「池田君も図に乗りすぎたな」 河野「官僚に政治は出来んのだ

三木武吉総務会長の広川弘禅取込工作  広川幹事長就任を画策

        
                  広川弘禅(藤岡琢哉)と三木武吉(若山富三郎)
      三木武吉 「
次は君の時代だよ、広川君。僕は総務会長として君を幹事長に推薦しておくよ


昭和28年
自由党総務会(会長三木武吉)において三木武吉 広川幹事長実現を画策するが・・・
        
三木武吉 広川弘禅を総務会の決定により幹事長に選任しようとするが・・・・
田中角栄  「総務委員と幹事長は職掌が違う。幹事長の総裁指名はわが党の不文律である!」

        
        
三木派先輩委員から灰皿をぶつけられ・・・・・・
田中角栄 「これが民主的なやり方ですか!三木先生!!」
田中角栄の活躍により総裁推薦により佐藤栄作幹事長選出

バカヤロー発言
衆院予算委員会で右社西村英一の質問(国際問題)に吉田首相「ばかやろう」と暴言

        
     西村栄一(小林稔侍) 「総理は興奮しないほうがよろしい!君はぼくの質問に答えられないのか

        
               なにお!この バカヤロー!
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懲罰動議
前代未聞の首相懲罰動議に発展

        
           三木「浅沼君 吉田を倒せるぞ 懲罰動議だ」 浅沼稲次郎(小池朝雄)

        
                 懲罰動議を申し入れる浅沼稲次郎(小池朝雄)
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裏切り
首相懲罰動議 野党 自由党民同派 広川弘禅派の欠席により可決
  
        
              広川 「やりましたなやりましたな三木先生

広川農相罷免
fushinnin
懲罰動議から内閣不信任案に
佐藤幹事長の脅しのような「不信任案が提出されたら解散し、総選挙」に野党おびえる

        
             佐藤幹事長(竹脇無我) 右端 福田赳夫(橋爪 功)

        
           社会党右派 浅沼稲次郎(小池朝雄)と委員長・河上丈太郎(庄司永建

三木武吉 不信任案提出に反吉田派、野党の説得に動く
「吉田は解散できない。解散できない理由」を反吉田派、野党に伝え不信任案提出

        
          社会党への説得  社会党代議士(近藤 宏)と浅沼稲次郎(小池朝雄)

        
         三木 「吉田は解散できない。理由はあるが、今言っては吉田に悪い」

         三木武吉「うそも誠心誠意つけば真実になる

        
改進党への説得
三木

吉田は会期末までに予算を成立させなければならない。それが出来なければ日米防衛分担金が決められない。防衛費の支出が出来ない。

        
        改進党 三木武夫(峯岸 徹)と総裁・重光 葵(     )
18
脱党
鳩山、河野、石橋、広川派ら自由党を離党 新党日本自由党結成へ

        
      吉田との会談を求めるも回答なく、「やもうえない、脱党だ。われわれの脱党で、不信任案を通す
      鳩山派22名で新党を結成する


        
         自由党離党届を取りまとめる河野一郎(梅宮辰夫) 三木武吉(若山富三郎)
bakayaro
野党三派、内閣不信任案提出 可決 

吉田 不信任案提出を原因として衆院解散(いわゆる「ばかやろう解散」)

15
決選
総選挙
(自由党199 改進党76 左社72 右社66 分自党(鳩山派)35など 左社躍進)
第5次吉田内閣

内閣総理大臣 吉田  茂
副総理 緒方竹虎
法務総裁 犬養  健
外務大臣 岡崎勝男
大蔵大臣 小笠原三九郎
文部大臣 大達茂雄 (参)
厚生大臣 山縣勝見 (参)
農林大臣 保利  茂
通産大臣 岡野清豪
運輸大臣 石井光次郎
郵政大臣 塚田十一郎
労働大臣 小坂善太郎
建設大臣 戸塚九一郎 小澤佐重喜
内閣官房長官 福永健司

吉田・鳩山会談

  鳩山一郎が自由党に復党 分自党解体 
  その後復党を潔しとしない三木武吉、河野一郎、石橋湛山ら反吉田新党結成へ
  三木武吉日本の政治を官僚なんかに任せられるか!!



昭和29年

7月1日 保安隊は自衛隊に改編

日経連 経済同友会 保守合同を示唆
改進党、分自党 自由党内反吉田グループ合流 日本民主党結成

鳩山一郎総裁 岸信介幹事長 三木総務会長
  
改進党 大麻唯男 三木武夫らも合流
       
       
              岸 信介(仲谷 昇) 三木武吉  鳩山一郎

       
            
鳩山一郎  三木武吉  重光 葵  石橋湛山

いわゆる「造船疑獄」発覚  国会、有田二郎自由党代議士の逮捕許諾
  犬養健法相、造船疑獄に関する自由党幹事長佐藤栄作の逮捕不承認
  検事総長への指揮権発動 佐藤逮捕を免れる
  翌日、犬養法相辞任

吉田 茂外遊(50日)

        
19
引き際
民主党 左右社会党 内閣不信任案を提出
吉田首相、4度目の解散を以てこれに応えようとするが、財界、党内、閣内からも反対の火の手
緒方官房長官 「もしどうしても解散というなら、署名しません。政界をやめます」
閣内不一致

         
               林  譲治(土屋嘉男)  大野伴睦(田崎  潤)

松野鶴平 大野伴睦
 「このような事態になって、なお解散を言うような寝ぼけた総理は除名してしまえ!!」

                
 退陣を決意させた娘・和子の眼(麻生太郎の母 夏目雅子)
        講和・独立後、権力に執着する父・吉田茂の冷静な批判者として描いている

吉田は辞表を机上に残して官邸を去る
  
吉田 「それでは大磯へ帰って、ゆっくり本でも読むか・・・」

第5次吉田内閣総辞職
 自由党新総裁緒方竹虎
民主党と左右社会党の支持を受け鳩山一郎内閣成立
  昭和21年公職追放以来の悲願実現

内閣総理大臣 鳩山一郎
外務大臣・副総理 重光  葵
大蔵大臣 一万田尚登(講和条約随員 元日銀総裁)
農林大臣 河野一郎
通商産業大臣 石橋湛山
運輸大臣 三木武夫
国家公安委員長 大麻唯男
内閣官房長官 根本龍太郎

幹事長 岸  信介
総務会長 三木武吉

        
昭和21年の公職追放以来、苦節8年、吉田政権下27年〜29年の間の抜打解散バカヤロー解散、そして自由党離党後の総選挙をたえ凌ぎ、ついに鳩山内閣誕生(芦田伸介)



昭和30年

鳩山首相 日ソ国交正常化
総選挙(民主185、自由112、左社89、右社67など)
左社躍進 革新勢力が憲法改正阻止に必要総議席の三分の一を獲得
  鳩山の目指した憲法改正問題は、その後の与野党の対立軸となり現在にいたる

第二次鳩山内閣成立

  統一地方選 創価学会進出

東京・砂川町で立川基地拡張反対運動(砂川闘争) 与野党のイデオロギー論争へ
ロンドンで日ソ交渉開始

鳩山・緒方会談、保守勢力結集
  民主・自由両党 自主憲法制定などの政綱決定
重光葵外相、ワシントンでダレス国務長官と会談  安保条約改定を拒否される
  左右社会党統一大会

自由民主党結成(代行委員・鳩山一郎、緒方竹虎、三木武吉、大野伴睦)
   保守合同成立 衆院299議席 参院69議席 三木武吉の悲願成る
      

いわゆる55年体制スタート 現在に至る

その後・・・・・

  昭和31年 三木武吉死去
  昭和34年 鳩山一郎死去
  昭和40年 池田勇人死去
  ・・・・・
  昭和42年 吉田  茂死去

そして・・・・
石橋内閣 岸内閣 池田内閣 佐藤内閣 田中内閣 三木内閣 福田内閣 大平内閣
鈴木内閣 中曽根内閣 竹下内閣・・・・・平成へ

20

しかし国は生き続ける】 東宝DVDチャプター最終章
  エンディング画面 大磯海岸

        
              引退後 大磯にて 吉田 茂

          
           帰りなんとて家もなく、慈愛を受くべき父母も無く
                     みなし子書生の胸のうち・・・(映画で吉田がしばしばつぶやく)


吉田 茂
明治11年(1878年)高知県で自由民権運動の闘士・竹内綱の5男として誕生。明治14年横浜の貿易商・吉田健三の養子となる。


eiga
昭和23年の第2次吉田内閣から昭和29年の辞職までを描く(限りなくノンフィクションに近い)政界ドラマ。

前半はGHQ・マッカーサー、ダレス特使との交渉から日本の独立に全力を傾け、極秘のうちに交渉を進め、サンフランシスコ講和条約調印にいたるまでの、外交の吉田の輝いた時代。
GHQ、アメリカなにするものぞを貫いた吉田の“こころざし”を描く。

後半は反吉田派、鳩山一郎、三木武吉、河野一郎等との息もつかせぬ熾烈な権力闘争の連続・・・・・・

東西冷戦のはじまりの中で、朝鮮戦争とともに極東における共産圏の台頭に不安をつのらせていたアメリカにつけ込んだ吉田の独創妙手大博打吉田の台詞、「非再軍備 警察予備隊は逐次増強するしかし軍隊は持たないと日米安保による国防」は、朝鮮戦争特需もあって、みごとな戦後の経済復興をもたらした。

そして、日米安保条約調印時には、10年、20年先までこれでいいとは思わない(吉田自身の台詞)・・・と思っていたにもかかわらず、その後、警察予備隊のための憲法改正に方向転換を図る鳩山憎しの感情が権力への執着となり、意固地になっての憲法改正反対と憲法の騙し使い・「戦力なき軍隊」となったのではないか?
しかし、吉田の信念に基づくその方針は、戦後日本の経済復興と発展をもたらし、日本を経済大国に押し上げ、さらに吉田が国葬を賜ったこともあってか、「平和な、賢い国防」という評価となって定着し、現在に至っている。

しかし一方では、日本海海戦においてカリスマとなった東郷平八郎が、その後無敵の帝国海軍伝説の象徴となり、昭和の海軍をのぼせ上がらせ、真珠湾まで進めさせてしまった、と同様に、講和独立、日米安保、非再軍備による経済大国・日本の基礎を作った「戦後復興のカリスマ吉田茂」の残像は、その後の憲法改正議論も封鎖し、新憲法を明治憲法以上の不磨の大典にしてしまったようである。(明治憲法1889〜1946 57年間無改正 新憲法1947〜 62年間無改正

憲法改正問題はその後、鳩山、三木、中曽根の手を離れ、野党に引き継がれ、与野党の象徴的対立軸となったが、与党内においても議論すら遠ざけられ、厳然たる武力を有するようになっても自衛隊は「名誉ある兵馬の職」どころか、「戦力なき軍隊」、いわゆる「庶子あつかい」のまま、現在に到る複雑な、難解な、哲学的解釈でしか説明できない憲法としての存在を続け、、結果、60年を超える米軍の国内駐留、地位協定等アメリカの属国のような現状の原点になっているようにも思える・・・・

名誉ある兵馬の職
東京裁判における少数意見、オランダ・ローリング判事の意見書 昭和23年10月
誉ある兵馬の職が国家間の交際上必要なものである限り、この職業ならぬ政治に関与することを強要されぬよう、保護されねばならない。






この映画は講和までの吉田のこころざし、功績とともに、後半、権力への執着のための解散、総選挙を繰り返した独裁者・ワンマン吉田も130分の中に余すところなく映し出している。
 (カリスマ吉田への国民の批判は、娘・和子の父への批判の台詞としたのではないだろうか?)

まさにドラマの素材のような戦後政治史を書いた戸川猪佐武氏の原作も良かったのだろうが、それを緻密なノンフィクションドラマとしたこの監督の手腕にも驚かされた。
数秒しか出てこない戦後の著名な政治家に、大物俳優を配役し、それぞれが、実像を髣髴させるような名演技で応えた、贅沢な、まさに超豪華な配役による戦後昭和政治史で、正確な時代考証に基づいた背景を見事に写しだした撮影技術もあって、全編を通して無駄なカットはなく、あっという間に2時間が過ぎてしまう、何度見ても飽きない第一級の傑作政治ドラマだと思う。

(吉田茂の葉巻だけでなく、国会の本会議、委員会、会合、あらゆる場面でタバコの煙もうもうのシーンの連続。禁煙社会の現在では貴重なシーンだが、嫌煙の人にはたまらないと思うが、臭いはしないからご安心・・・)
森谷司郎監督は黒澤明監督の 『悪い奴ほどよく眠る』 『用心棒』 『椿三十郎』 『天国と地獄』 『赤ひげ』 のチーフ助監督とのこと。本物追求に納得!!


大磯海岸を歩く吉田茂 背景に抱き合うG I のアベックを配置して、当時の世相を巧に描いている


kaizoh
     座敷黒電話が大活躍した当時の政治 あとはタバコ・・・・・
素晴らしいセットと撮影技術によるこうしたカットによって、2時間はあっという間に過ぎてしまう・・・
         
               
河野一郎
/

なに内閣改造吉田のやつ、とんでもないクリスマスプレゼントをよこしやがった!!じいさん吉田は政権を返す気はなくなった居座るつもりだ!!
    fukunaga
        
    
        

        
         三木武吉  福永幹事長人事について
           「
この人事はなにが何でもつぶせこれで吉田の権威は地に落ちる

        
       松野鶴平「吉田と鳩山君を会わせたい」 三木「いいだろう だが条件がある・」

        
       緒方竹虎(吉田内閣官房長官)と松野鶴平
         「
三木は王手飛車取りをかけてきたこの際、飛車はあきらめて、広川を切る
chohbatsu
        

        
          バカヤロー発言の懲罰動議についての改進党大麻への三木の電話
           大麻君、改進党を懲罰に賛成させろ

        
             「広川君 明日の懲罰動議の本会議は欠席しろ!」

        
            バカヤロー懲罰動議可決 広川 「やりましたな三木先生        
dvd

 映画 小説吉田学校  吉田・鳩山抗争史 

東宝鰍cVD版 配役 映画について

原作:戸川猪佐武 『小説 吉田学校』




映画 小説吉田学校

    公開:1983年
制作:フィルムリンク
   ・インターナショナル
原作:戸川猪佐武
監督:森谷司郎
脚本:森谷司郎
主演:森繁久彌





原作:戸川猪佐武
『小説 吉田学校』
平成20年10月25日UP

haiyaku
豪華配役 台詞なし 数秒のカットにこの配役!
政治家はもちろん、俳優もいまや鬼籍に入る名優が勢揃い。洒落でなくまさに“奇跡”の配役だ!空前にして絶後ではないか?!
この映画について

青字
は吉田13人衆

自由党長老ほか
斉藤隆夫 佐々木孝丸 戦前派 戦前は反軍演説で議員除名
星島二郎 伊豆  肇 サンフランシスコ講和全権の一員
中井川隆一郎 鈴木瑞穂 架空の人物
一万田尚登 細川俊夫 サンフランシスコ講和全権の一員 台詞なし
吉田派
吉田  茂  森繁久彌 名門・貴族趣味・尊大を 好演
広川弘禅 藤岡琢也 吉田の対極の存在 品のない政治家を 好演
麻生多賀吉 村井国夫 吉田和子女婿 麻生太郎の父
林  譲治 土屋嘉男 第一次吉田内閣書記官長
益谷秀次 稲葉嘉男 吉田の腹心 「GHQは間違っている!」
田中角栄 西郷輝彦 若き日の熱血・角さんを 好演
佐藤栄作 竹脇無我 政界の団十郎 吉田「君はもてるだろうね」
池田勇人 高橋悦史 豪快!熱血!池田を 好演
松野鶴平 小沢栄太郎 吉田の謀将 寝業師 松野ずる平を 好演
緒方竹虎 池部  良 第4次吉田内閣から辞任までの官房長官
増田甲子七 加藤和夫 内務省出身 その後幹事長
福田赳夫 橋爪  功 台詞は選挙演説のみ
二階堂進 山下洵一郎 台詞は選挙演説のみ
官僚・事務官
大田一郎 神山  繁 講和草案作成(外務次官)
外務省官僚 太刀川寛 講和草案作成スタッフの一人 台詞なし
宮沢喜一 角野卓造 池田の秘書 池田とアメリカに同行
須永一雄 石田純一 衆議院職員 吉田秘書官
鳩山派
鳩山一郎 芦田伸介 前半、涙もろい悲運の政治家を 好演
三木武吉 若山富三郎 鬼気迫る策士 鳩山の参謀・智将を 好演
河野一郎 梅宮辰夫 鳩山擁立に情熱を燃やす河野を 好演
石橋湛山 黒木佐甫良 台詞なし
大野伴睦 田崎  潤 衆議院議長 官僚に政治は出来んのだ
中川一郎 脇田  茂 (大野伴睦秘書)
福田  一 和崎俊哉 ワンマンの側近人事だ。叩き潰す!」
石田博英 辻  萬長 吉田に日本の舵取りは任せられん!」
鳩山派長老 増田順司 池田君も調子に乗りすぎたな・・・
岸  信介 仲谷  昇 台詞は選挙演説のみ
改進党
大麻唯夫 神田  隆 そのまま政治家になってもいいほどの貫禄!
中曽根康弘 勝野  洋 警察予備隊の戦闘行為について質問
重光  葵 灰地  順 有名俳優だがはっきり名前を記憶していません。
三木武夫 峰岸  徹 台詞なし
河本敏夫 成田次穂 台詞なし

麻生和子 夏目雅子 吉田茂長女 麻生太郎母 父を冷静に批判

社会党
西村栄一 小林稔侍 バカヤロー発言の原因となった質問
浅沼稲次郎 小池朝雄 三木武吉とのパイプを持つ社会党・沼さん
河上丈太郎 庄司永建 台詞なし
社会党代議士 近藤  宏 台詞なし
県議・記者
竹下  登 下塚  誠 台詞なし
安倍晋太郎 瀬戸山功 (毎日新聞記者)
田中六助 千葉  茂 (日経新聞記者)
渡辺美智雄 樋渡紀雄 (栃木県議)
河野金昇 御木本伸介 台詞なし
海部俊樹 福田勝洋 (河野金昇秘書)
マッカーサー リック・ジェイソン
ナレーター:平光淳之助

吉田13人衆 (配役無し)
周東英雄 (自治相、農水相など)
小金吉輝 (郵政相)
保利  茂 (衆議院議長など)
大橋武夫 (運輸相など)
橋本龍伍 (橋本龍太郎の父、文相など)
愛知揆一 (外相、蔵相、官房長官など)
福永健司 (衆議員議長など)
小坂善太郎 (外相、労相など)


東宝鰍cVD版 解説書より

回想十年 第一巻  吉田 茂  新潮社  昭和32年7月10日発行
  

参考 「吉田茂とその時代」 文春ビデオ





















































midway

太平洋海戦と経営戦略 小林宏(産業研究所所長)
史上最大のビジネス・ゲームから学ぶもの
光文社 カッパ・ビジネス 昭和38年10月25日発行 250円
ミッドウェー海戦

・・・・・では、どうしたら、このミスをさけられたか。
それは、山本長官と大和が、洋上に出てこずに、瀬戸内海の泊地でるす番をしていればよかったのである
そうすれば、大和は、敵に位置を知られるなどという心配もなく、自由にどこにでも電波を出し、自在に命令し、情報を伝えることができたはずである。それを、なまじ洋上出撃などと気負いこんだばかりに、かんじんの口がきけなくなった。

思うに、山本司令長官が陥ったこのジレンマは、彼が日本海海戦における東郷大将をまねようとしたため起こったものといえる。

戦艦三笠の艦上で、双眼鏡と軍刀を手にバルチック艦隊をにらみ、陣頭指揮する勇ましい東郷司令長官の姿は、由来、帝国海軍の司令官たるべきものの理想像であった。だが、これは明治の日本海海戦の姿である。・・・・・・

































チャプター MENU
1 格子なき牢獄
2 お堀端の至上命令  3 第2次吉田内閣成立 4 圧勝吉田学校 5 草案作りの日々
6 秘密外交 7 政局混乱 8 帰ってきた政敵 9 残された宿題 10 三木武吉起つ
11 娘 和子 12 抜き打ち解散 13 次世代のリーダーたち 14 裏切り 15 決戦
16 バカヤロー解散 nishi 17 懲罰動議 18 脱党 19 引き際 20 しかし国は生き続ける