ド イ ツ 点 描

お土産絵葉書から
        平成年3月21日..

              『ドイツ見聞録』.より
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綺麗好き
公園・街中の公衆トイレ(数が多い)で汚い トイレに入ったことがない。どこもきれいに掃除されている。
過剰包装、自動販売機がないからゴミは少ない。
ゴミの分別収集はかなりきびしいが、街中に巨大なごみ収集箱があって、いつも整頓されている。。しかし自分の車はほとんどがほこりだらけ。
ドイツのゴミ箱 (リンク:本町自治会)

タ バ コ
1個 約 380円と高いが喫煙率は高そうだ。 特に女性の歩きながらの喫煙がやたらに多い。
街にゴミ屑はないがタバコの吸殻だけはべつ。 どこにでも平気な顔で捨てている。
日本でめ ったやたらに置いてある多種類の自動販売機も、ドイツではタバコだけ (機械式/電気を使っていない)。子供では手が届かない高さに置いてある。
machi
街  中
100年も前の都市計画が基本的には現在も完全に通用。
建物も殆どが 「昔の復元の新築」 だから中世がいまだに続いているようだ。
市街地の 建物と建物の間には空地がない。土地の評価の変動による無意味な、不必要な新規の建替などはあまりないのだろう。
でもインフラはしっかり。おそらく日本の年中行事のような年度末の道路の掘り起こしなどはないことだろう。
立派な公園。 個性のある博物館。 電柱の一本もない敷石の歩道。 走りやすい車道。  便利な鉄道。 路面電車。 清潔な街。 奥深い、充実した社会資本。
これでこそ税金を払う意味がある。

物販店の営業時間は9時〜6時。 土曜半ドン。日曜は休日。これで夏は長期バカンス。街灯はケチるが個人店は夜間もシャッターを閉めず、自前の電気は夜間でも煌々だからウインド゛ショ ッピングが楽しめる。
立ち食いだけなく 「真剣な顔での歩き食い」 の多いのには驚く。




テュービンゲン市内


damashie
騙 し 絵 (トロンプ・ルイユ)
中世のままに建築するといっても、資金には限度があるのだろう。
どうも窓枠やレリーフが変だと思って、近寄ってみたらなんと騙し絵!!
感動ものでした!!


テュービンゲン市役所

壁のレリーフ

テュービンゲンのホテル

ホテルの窓枠と柱

盛 り 場
ゲームセンターも少ないが、パチンコに該当するようなようなものもなかった。

鉄  道
鉄道・バスは通常の切符のほかに、12時間券 ・ 24時間券があり、その時間内では何回乗ってもOK。改札駅員は一人もいないが時々検察。
もし時間外、無賃乗車が発覚すれば60マルク (約 4,500円) の罰金。
電車も汽車も自分でドアを開けなければ乗れない。発車のベルはなく、いきなり走りだす。
当然 「電車がまいります。危険ですから白線の内側でお待ちください」 等というおせっかいはあるはずがない。
駅員はきわめて少ない。


ハンブルク駅



ハンブルクからキールへの電車

コンパートメントの洗面台

食 べ 物
うまいが分量が多くて、塩辛い。
この塩辛さはショッパイ物好きの小生も閉口するくらい。ドイツには高血圧が多いのではないか。でもそのぶんビールがうまい。
ビールをうまくするための昔からの国家の陰謀か?

歩き食い
バスの中でも、電車の中でもよく食べているが、朝昼の歩き食いのが多いのには驚く。
 南部ドイツでは電車・バスのなかでの食事は禁止されているそうです)

合理的思考で食べることを 「単なるエネルギーの供給」 ととらえ、歩く時間も有効に使おうというのか。

一所懸命
動物を頭からしっぽまで 「使いきる」 食生活の知恵を有する西洋の中でも、特にしっかりした国民性だからか、ソーセージを名物としているドイツ。
レストランでも、まるで食い物と取っ組み合いでもしているかのように、ひたすら 「食べる」 ことに専念しているようで、食べ残しは見たことがない。
骨付の魚の骨をはずしているアベックの姿は、食事というより仕事に近いほど真剣そのものであった」、と旅行記にあった。なんでも一所懸命になるようだ。

ビ ー ル
「水より安い」 は冗談でなくホント。 レストランで水は出ないから水がわり。水は飲み物メニューの一つ

ビアホール
男も女も、じいさんばあさんもよく行く。ビール・ワイン好きの国だがあまり酔っ払いはいない。肝臓のアルコール分解機能の差かもしれない。
年寄4人で2リッター以上入りそうな大ジョッキ1杯とパンをとって、みんなで廻し飲みしていた。
ナチの旗揚げはミュンヘンのビアホール。


ナチが旗揚げした(といわれている)ビヤホール

ここは別のビヤホール







ビアホールのウェイトレスと客

ビアホールのウェイトレス

几帳面@
ビール・ワイン他グラスには、ここまで入れろ、 (ビールは泡の境界線) と目盛が書いてある、と言われて初めは冗談かと思っていたがホントだった!!
泡が多いビールが裁判沙汰になって法律で決められたそうだ。

几帳面A:
マンハイム市内の行列が出来るチーズとサンドイッチの店。注文のたびにローストミートを切り、計量してパンにはさんでくれる。そしてまないたの上の肉の切りくずも 「これもあんたのもの」、と言わんばかりに、布巾で払ってパンの中に入れてくれる。




マンハイム 貯水塔
      立っている場所は夏は池


宗  教
永くキリスト教に支配された暗い中世の代表のような観もあるドイツ。魔女狩りも盛んに行なわれていた。
一方ルターも生んだ国だからプロテスタントかと思っていたら、半々で南部はほとんどカソリック。
納税額の8%を教会税として支払う。
しかし最近はカソリック・プロテスタントともに日曜の教会礼拝は少なく1%以下とか。巣鴨の 「とげぬき地蔵」(爺婆ばかり) だろう。でも教会は国家の保護を得て依然として最強力団体とのこと。

教 育
16歳で酒 (アルコールの度数制限はあるそうだ)・煙草 OK。
親元を離れ自活するのも多いらしいとのこと。

町の中心には教会の尖塔

ダッハウ
ドイツ国内の有名な強制捕虜収容所。寒かっただろうと思う。
若い見学者が多かった。絶滅収容所・アウシュヴィツはポーランド。
死者に尊厳を、生者には警告を」 と書いた像がある。
おなじ戦争の記念碑でも広島の 「安らかにおやすみください。あやまちはくりかえしませんから」  との違いを感ずる。

選挙ポスター
州議員の選挙中だった。強制収容所の入口の有名な文字 「労働で自由になれる」 (この入口から入って何100万人も死んだ) をもじってか、同じ文体で 「選挙で自由になれる」 との右翼政党の選挙ポスター。
よく許されたものだ。

キ ー ル
北部バルト海のかつての軍港・潜水艦基地。郊外の町にUボートの実物を展示。艦内見学。
バルト海 (※ではなかったそうです) は流氷。寒かった。
潜水艦の低いデッキでしぶきを浴びての出撃を考えるとぞっとする。出撃したUボートの3分の2は海底に眠っている。
戦没者がりっぱに慰霊されており靖国神社からも慰霊碑。
キールからハンブルクに帰って幾らか楽だと思ったら 「―3度」。


博物館の絵葉書

タイムライフ 第二次世界大戦 『大西洋の戦い』より

駆逐艦接近 !緊張のU-ボート艦内 タイムライフ 第二次世界大戦 『大西洋の戦い』より

爆雷に耐えるU-ボート艦内 タイムライフ 第二次世界大戦 『大西洋の戦い』より

Uボート 10人のエース
   1位のオットー・クレッチマーの41隻(約27万トン)撃沈を筆頭に
   10名の艦長の撃沈総隻数は318隻187万トンをこえる
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Otto Kretschmer



Wolfgang Luth


Erich Topp


Karl Friedrich Merten


Viktor Schutze


Herbert Schultze



Georg Lassen



Heinrich
L-Willenbrock


Heinrich Liebe



Gunther Prien
戦死


ハンブルク
北部バルト海に面するドイツ最大の港町。さしずめ日本の横浜か。
港町らしく歓楽街もあり、飾り窓の女で有名。飾り窓の路地は 100mぐらい。飾り窓というので窓を想像していたが、窓ではなくショーウインドー。あまりきれいなのでマネキンかと思った。ひやかしも多い。
飾り窓近辺は 「こっちのほうがいいわよ」 とキャッチバーの客引きらしき(?)女の子が大勢いたが、みんなが防寒のスポーツ・ウエアーに防寒靴、そしてウエストバッグを腰につけて客引きをしているのが面白かった。


ハンブルク港内



海難事故にあった家族のために作った店々

ハンブルクのレストラン

博 物 館
ほとんどの町に立派な博物館がある。そして平日でも観覧客が多い。
ミュンヘンのドイツ博物館は科学博物館と交通博物館を合わせたようなもの。
前大戦のメッサーシュミット・フォッケウルフ・ハインケルなどがあるが、どれも「かぎ十字」(ハーケンクロイツ)は消してあった。


博物館のお土産絵葉書のなかから

メッサーシュミット Bf 109E がっちりと作ってある
エンジンは液冷倒立だから排気管は下にある

大戦中のカラー写真 Bf 109E

ムッソリーニを救出したフィーゼラー・シュトルヒ(展示機とは別物)

大戦中アフリカ戦線におけるフィーゼラー・シュトルヒ
前縁スラットと巨大なフラップで、50mもあれば着陸できた





プガッティ?

BMW

歯 医 者
旅行前日の深酒からか、初日から歯肉がはれて、マンハイムで5日間歯医者通い。
ドイツに来てビールもワインも飲めないくらいなら、帰ったほうがいい。
ドクターは絵を書いて徹底的に説明してくれる。
初診で麻酔を打って切開して約5500円。完全な医薬分業だから処方箋だけで薬はくれない。

  
歯医者の受付のお嬢さん
rotary
大人社会
レストランは大人がほとんど。 「犬連れ」はいても 「子連れ」 はほとんど見ず。

ドイツにおける子供と法律 (リンク:ときわぎ

犬 ・ 猫
電車・レストラン・デパート・・ 犬をどこにでもつれて歩く。
よく訓練されているらしくおとなしい。道路中央の緑地帯、公園の芝生は犬のウンコだらけだが、土の上だからあまり気にしていないようだ。
野良犬・野良猫は一匹も見なかった。

観  光
ドイツは観光にも力を入れはじめたそうだが、これだけ昔通りに残しているんだから当然。
日本製ドイツ観光案内書の 古城街道 ・ エリカ街道 ・ ロマンチック街道 ・ ゲーテ街道 等のルート観光を作ったのは日本らしい。うまい方法だ。
英仏のロンドン・パリに行けば一応済むのと違って、地方地方に個性・名所があって、どこに行ったらいいのかわからないのがドイツだから。

観 光 地
どこでも観光地みたい。マンハイムのTVタワーの展望台からみた川のきれいだったこと。護岸にコンクリートなど無し(河口でないせいもあるが・・・)
名所は今流行りの卒業旅行で、日本の学生がいっぱいいる。

警  官
治安がいいのか、マンハイム・ミュンヘンでは警官を一回も見なかったが、マンハイムのパトカーに書かれていた 「警察の仕事は人生と同じくらい面白い」 のスローガンは面白かった。(なにが書いてあるのか通訳に聞いた)

倹  約
スーパーのビニール袋は約10円。だから家にある袋を持って買物にいくそうだ。

ラ ク 書
ドイツにも電車や街の中の壁に若者がスプレーで書いたラク書きはある。しかし、アメリカのそれのように、無茶苦茶なラク書きばかりでなく、デザインされたものが多い。
「天性の工業デザインセンス」 なんだろうか。
若いものの悪戯書きでも、かぎ十字だけはひとつも見なかった。

失 業 率
10%で深刻な問題だそうである。
しかし、日本に比べ無駄を発生させる産業が少ない中でのそれだから、西洋の感覚で見れば 「無駄を発生させることを社会の仕組み」 としているかのような、「無駄を文化としている」 かのような日本の失業率とは違う気がする。
もし失業対策だけ考えれば、日本の無駄産業を輸入すれば、失業問題はたちどころに解消するのではないか。

思いやり
旧東独の負担も大きく、その負担分を 「思いやり税」 として徴収しているとか。

ビスマルク
鉄血宰相と呼ばれたドイツの大政治家。
ミュンヘンのビヤホールで隣の席で飲んでいたビスマルク風の髭をはやしたおっさんが喜ぶだろうと思って、「ビスマルクみたいだ」 といったら、あまり喜ばない。
ビスマルクを英雄視しているのは北部ドイツで、南ではビスマルク人気はそれほどでもなく、ビスマルクは鰊 (にしん) とのこと。でも別れ際に、かぎタバコをくれた。




歴  史
伝統的に地方分権国家。国家意識よりも地方意識が強いそうだ。
統一は歴史上3回。でも周囲の国にとってはドイツは統一した時がヤバイ。
神聖ローマ帝国 ・ 第2帝国(宰相ビスマルク)・第3帝国(総統ヒトラー)
東西ドイツ統一がヨーロッパ諸国に警戒心を起こさせたことは想像できる。
しかし統一しても今は地方分権的に、ゆるく結びあった連邦共和国だからご安心。.