「紳士諸君、あなた方がご存知かどうか知りませんが、最高司令官は、天皇を戦争犯罪者として取り調べるべきだという他国からの圧力は次第に強くなりつつありますが、このような圧力から天皇を守ろうという決意を固く保持している・・・・・。
だが、紳士諸君、最高司令官といえども、万能ではない。ただ、最高司令官は、この新しい憲法の諸規定が受け容れられることによって、日本が連合国の管理から自由になる日がずっと早くなるだろうと考えておられる・・・・」
・・・ホイットニー准将が天皇問題にふれたさい、この憲法改正を採用しない限り、「天皇の身体、パーソン・オブ・ジ・エンペラーの保証をなすこと能たわず、と准将は述べた」(松本国務相の回想)
「最高司令官は、私に、この憲法をあなた方の政府と党に示し、その採用について、考慮を求め、またお望みなら、あなた方がこの案を最高司令官の完全な支持をうけた案として、示されてもよい旨、伝えるよう、指示された。
しかし、最高司令官は、このことをあなた方に要求されたはいるのではない・・・最高司令官はあなた方がそうすることを望んでいるが、もしあなた方がそうしなければ、自分でそれを行うつもりでおります・・・・」
「・・・あなた方がこの憲法草案を受け容れることが、あなた方が(権力の座に)生き残る期待をかけ得る唯一の道であること、さらに最高司令官が、この国民はこの憲法を選ぶか、この憲法の諸原則を包含していない他の形の憲法を選ぶかの自由を持つべきだと確信されていることについては、いくら強調しても強調しすぎることはありません」
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