イエスと12人の弟子
遠藤周作で読むイエスと十二人の弟子
芸術新潮 1997年10月号
イエスの12人の弟子の殉教

裏切りものはユダだけじゃなかった、ペトロやほかの弟子たちもイエスを裏切っていた!
だが弱虫だった彼等はイエスの死後いさましい伝道者となり、つぎつぎに殉教していく
弟子たちの壮絶な“生きかた”は、二千年後の私たちを勇気づける!

ペトロの殉教
ユダについて  
マタイについて









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表紙



マタイ 刺殺
嫌われ者の取税人から大出世、師の教えを書きのこしたペンの人

ヤコブ 斬首
魚屋のせがれは怒りっぽいが
頼りになるスペインの守護聖人


ヨハネ 釜で煮られるが・・・・
イエス“最愛の弟子”は
のちに福音書を記す
 

タダイ 槍で刺殺
槍で突かれてペルシアで
殉教

シモン 突き落とし撲殺
ノコギリで切りきざまれた
元テロリスト

アンデレ X型十字架で磔
ペトロの弟で裏方タイプの
穏健派

ペトロ 逆さ磔
漁師あがりの一番弟子
師から“天国の鍵”を授かり
ヴァチカンの初代教皇となる

ユダ 裏切りを悔い縊死
裏切りを悔いて首を吊るも
“史上最低の男”として嫌
われつづける

小ヤコブ 棍棒で撲殺
こん棒で脳天を割られた
目立たぬ男

ピリポ 石打ちで殉教
優柔不断な慎重居士は
一番の古株


 

トマス 刺殺
“復活”をなかなか信じ
なかった厭世家



バルトロマイ 
生きながら皮はぎ
生皮をはがれて死んだ
学究肌の人格者